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Psalms of Planets EUREKA SEVEN
20th anniversary

AJ2025「20周年スペシャルトークショー」公式レポート 到着!

Date:

2025.03.31

世界最大級のアニメの祭典「AnimeJapan 2025」が、2025年3月22日(土)・23日(日)の2日間、東京ビッグサイトで開催された。
3月23日(日)にはバンダイナムコグループブース内ステージにて、「『交響詩篇エウレカセブン』20周年スペシャルトークショー」が実施された。
ステージにはレントン・サーストン役の三瓶由布子さん、エウレカ役の名塚佳織さん、南雅彦プロデューサーが登場。
『交響詩篇エウレカセブン』の20周年を振り返ったイベントの模様を改めてレポートにてお届けします!

 

ステージに三瓶さん、名塚さん、南プロデューサーが登壇し、ファンに囲まれた温かい雰囲気の中でスペシャルトークショーがスタート!
TV放送開始から20年も経過したことに驚きを隠せない名塚さんは、「生まれて20年経って「エウレカ」に出会って、そこからさらに20年経っていることに驚愕しました(笑)」と時の流れを言葉にした。
事前にレントン・エウレカの一番思い出深いエピソードを聞かれていたお二人は、同じ第1話をセレクト! 三瓶さんが「改めて振り返った時に第1話の出会いを皆さんと共有したい」と語り、さらに「レントンとホランド、違う目線からの「最悪だ」が重なるけど、中盤あたりでエウレカと出会って全部が最高に変わっているレントンの少年らしさが微笑ましくもあり、そこからの怒涛の展開に『エウレカセブン』らしさが詰まっている」と続け、第1話を感慨深く振り返った。

 

第1話の収録について聞かれた名塚さんは「三瓶ちゃんがとにかく緊張していたのがすごく印象に残っていて。中学生の時に一緒にお仕事していた時はのびのびと現場にいたので、同い年なのに凄いなと思っていて、『エウレカセブン』の現場で再会したらロビーで「佳織、どうしよう、どうしよう」と言っていて(笑)」と当時のエピソードを明かした。それを受けた三瓶さんは「知らないって幸せですよね(笑)。『エウレカセブン』の現場は先輩方ばかりで厳かな空気を感じて」と返し、さらに「第1話は冒頭から自分がずっと喋っていたのもあったから、まさか佳織が第1話を選ぶと思っていなくて」と続けた。名塚さんは「チグハグな感じの出会い方から最終話に向かっていく流れを全話通して考えた時に、全てのスタートはここだったんだなと感じて。どの話数も魅力的だけど、1つだけ選ぶとしたら最初かな」と想いを語り、20年経っても変わらない2人の絆を感じさせた。

 

続いて、作品のMVPだと思うキャラクターを聞かれたお二人の回答を発表!
三瓶さんは第3位「チャールズ夫妻」、第2位「ホランド」、第1位「ゲッコーステイトのメンバー」。
一方、名塚さんは第3位「バックミュージック」、第2位「アネモネ」、第1位「ホランド」。
お二方が口を揃えて選べないと悩みながら出したランキングについて、「音楽が助けてくれる場面もいっぱいあったので私の中では外せない」と名塚さん。三瓶さんは「ゲッコーステイトのメンバーは同じ景色を見て旅した仲間という気持ちが強くて、メンバーの中にはニルヴァーシュも入っています。すみません、ズルくて(笑)」と説明。どちらにもランクインしているホランドについては、三瓶さんが「第1話の時点ではレントンにとって憧れの存在。でも、その後にすぐパンツ一丁で現れて(笑)」とコメントすると、「ダサい部分を見せてくれるのもいいよね」と名塚さんが付け加え、ホランドの魅力を熱く語った。
推しのキャラクターを聞かれた南プロデューサーは、「ユルゲンスですね。軍人なんだけど、家に帰ると実は温かいお父ちゃんなのかなというのが見えて好きでした」と語った。そこからなぜかドミニクの話題になり、三瓶さんが「ドミニクはあえて選びませんでした。あいつを選ぶとなんかムカつく(笑)」とぶっちゃけ、それに南プロデューサーが共感する一幕も見られた。

新たなテーマは「20年経った今でも忘れられない出来事とは?」。
ここでも三瓶さんと名塚さんの回答は重なり、当時、大阪城・西の丸庭園で開催された「『MBS ANIME FES.’05』での生アフレコ」が話題に。会場には現地に足を運んだというファンも見られ、当時のパンフレットを見ながら思い出話に花が咲く。三瓶さんは「生アフレコ中は何がなんだか分からなくて、セリフも汗も涙も全部出し尽くしました」と語り、名塚さんも「後で記録用の映像を見せて頂いたんですけど、いくら必死に演じていたとはいえ、鼻水も涙もダラダラで顔が酷すぎて(笑)」と当時の様子を思い返した。
MBSアニメフェスの翌年2006年開催の「ソニーミュージックアニメフェス」での京田(知己)監督が書き下ろした台本による生アフレコについて、「TVシリーズの集大成のようなものなので、全部を思い出しながら演じているんだと思いながら、お父さんとして見守っていました(笑)」と南プロデューサー。

 

続いての質問は「今でも忘れられない一言/今、改めて思うことは?」。
三瓶さんは10代だった当時は飲み会に参加できなかったことを振り返り、「のびのびと演じられるように大人の皆さんに守られていたんだなと、改めて感じています」と語った。
名塚さんは、自分たちの芝居を見た藤原啓治さんの「悔しいから負けられない」という一言をあげ、「この若い二人がこれだけ頑張っていて自分もやらなきゃという気持ちになったという話を聞いた時はもちろん嬉しかったんですけど、今改めて贅沢な言葉を頂いたなと。常に後ろを支えてくださる安心感の中で仕事をしていたので、私たちも若い子の背中を見守りながら、引っ張っていけるような存在になれたらいいなと思います」と当時の思い出を噛み締めながら熱く語った。『エウレカセブン』の企画の始まりについて南プロデューサーは、「、あの時代で1年続くロボットアニメーションができるのは『ガンダム』くらいで。1年という長さにゾッとしながら、チャレンジできる作品になるなという想いはありました」と振り返った。

 

最後に主題歌を担当したFLOWからのお祝いコメント、三瓶さんと名塚さんが登壇する2025年6月29日開催の「リバコメ!!×TVアニメ『交響詩篇エウレカセブン』放映開始20周年記念イベント」、20周年記念の新商品情報、配信情報&放送情報、20周年記念展の開催など20周年プロジェクトの情報を続々解禁!
最後は、それぞれ一言ずつファンへメッセージを届けていく。「色々なチャレンジをやらせて頂いた思い出深い作品です。末永く『エウレカセブン』を応援してください」と南プロデューサー。「皆さんが忘れずにいてくれる作品なんだなと実感しました。20周年ということで色々とプロジェクトが立ち上がっているみたいなので、精一杯務めさせて頂きたいなと思います。これから先も皆さんと一緒に作品を作っていけたら嬉しいです」と名塚さん。三瓶さんが「『エウレカ』が好きな皆さんの顔を見て、一緒にお祝いが出来るのは幸せなことだなと。20周年をこれから皆さんと一緒に盛り上げていけたらと思います。引き続き応援をよろしくお願いします!」と締め、最後は三瓶さんと名塚さんが声を揃えて「つづく!」と叫び、イベントは幕を閉じた。

 

リバコメや新商品情報などは、下記リンクのニュースページをご確認ください!
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レントン・サーストン

三瓶由布子

エウレカセブン20周年おめでとうございます!
可愛い女の子に惚れた勢いで旅に出て、世界に打ちのめされるレントンよろしく、
私も大きな波に翻弄されながら必死にアフレコしておりました。
エウレカは間違いなく私にとっても青春そのもの。
あの頃レントンだった皆様。レントンが眩しく見えていた皆様。何だこのアニメと思いながら観ていた皆様。
エウレカセブンへの大きな愛をいつもありがとうございます。いっぱい祝ってはしゃぎましょう!
エウレカ!大好きだー!!
アイキャンフライ!!

エウレカ

名塚佳織

20周年…なんだか不思議な感覚です。
当時私は20歳で…産まれてからエウレカに出会うまでに20年。
そして出会ってから20年…。
この20年間、想像もしていなかった景色をたくさん見せてもらいました。
共に歩み、共に闘った20年…振り返ると幸せなことばかり。
心から感謝しております。
20周年おめでとう!そしてありがとうございます。

主題歌「DAYS」

FLOW

あれから20年。
今も色褪せず多くの人たちに愛される作品に関われた事を誇りに思います。
とても挑戦的なプロジェクトで、主にテクノ、ダンスミュージックに傾倒した設定はあまりにも新しくワクワクしました。
改めてエウレカセブン20周年おめでとうございます。
We can fly!!!

 

TAKE(FLOW)