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京田知己総監督

佐藤 大脚本

吉田健一キャラクターデザイン

尾崎裕哉主題歌

Hardfloor挿入曲

HIROSHI WATANABE挿入曲

三瓶由布子レントン役

名塚佳織 エウレカ役

辻谷耕史デューイ役

森川智之ホランド役

根谷美智子タルホ役

小杉十郎太チャールズ役

久川 綾レイ役

古谷 徹アドロック役

京田知己総監督

作りながら「この作品は本当に愛されてるのだな」と思うことが何度もありました。
それに応えるべく、出来る限りの嘘を排除して、再びみなさんに愛していただけるようなものをお届けできたら……と思います。

佐藤 大脚本

僕らにとって『エウレカセブン』は懐かしめる作品ではありません。
だからこそ、かつての『エウレカセブン』に影響を受けたという人たちを裏切らない、
そして今のお客さんにとっても新鮮な新しい『エウレカセブン』を作りたいと思っています。

吉田健一キャラクターデザイン

TV『交響詩篇エウレカセブン』の時は、世の中に挑戦するつもりでデザインをしていました。
アニメキャラクターの絵柄の幅を広げたいという企みがあったのです。
今回、10年を経て『エウレカセブン』で作り上げた絵柄を世の中に再び送り出すことは意味のあることだろうと考えています。

尾崎裕哉

尾崎裕哉主題歌「Glory Days」

初めて映画の主題歌を担当させて頂けるという事と、特に自分はアニメが好きで、
その中でも『エウレカセブン』のような素晴らしい作品に携われた事を凄く光栄に思います。
作詞はいしわたり淳治さんと、作曲は蔦谷好位置さんと一緒に作らせて頂きました。
僕はレントンと境遇が似ているところがあって、レントンの「父親に会いたい」という気持ちを想像しながら作りました。
『エウレカセブン』は、たくさんのファンの方の期待を背負っていると思うので、その期待をいい意味で裏切ったり、超えていけるような作品になったら嬉しいです。

<京田知己総監督コメント> 『Glory Days』について フィルムにとって音楽は非常に重要なファクターではあるものの、そのめぐりあいについては偶然や奇跡に委ねるしかないのだ……というのは、幾つかの監督作品や参加作品を経た上でたどり着いた僕なりの結論です。
今回の映画がレントンという男の子の幼年期の終わりを描く物語になると決まった時に、出来ることなら映画の最後に流れる曲は歌であって、それも男の子の歌であって欲しいなと思っていました。しかしどのような歌が、どのような方が歌った音楽が良いのか、自分たちには皆目見当もつかないでいました。
そんな中、たまたま脚本打ち合わせでiTunesを開いた時、本当にたまたまトップ画面に尾崎裕哉さんのバナーが流れていて、そして本当に勢いでクリックして流れてきた『サムデイ・スマイル』を聴いた瞬間に、そこにいた全員に「ああ、今度の映画の最後を飾るのは、この人の曲だ」という空気が流れました。そう、まさしく「エウレカ!」な気分になったのです。
もちろんハードルが無かった訳ではありません。大人の事情というものもありました。それ以上に僕らが気にかけたのは、これは偶然なのですけれども、自分たちの作っているフィルムの主人公レントンの設定と尾崎さんの境遇が似ているように思えたことでした。
ですが快諾をいただき、デモを聴かせてもらい、尾崎さんご本人にお会いして色々と話を聞かせてもらい、そして気づかされました。
今の自分だからこそ語れるものがあるのなら、それは今語るべきなのだ、と。
自分たちは今回、運命や境遇を受け入れて、それでも前へ未来へ進み出す男の子を描くことが「今の」自分たちに語れることだと思い、フィルムを作りました。そして尾崎さんの楽曲も、そのどれもが「今の」尾崎さんではないと歌えないものに思えました。そんな「今」を描こうとしたからこそ、僕らは邂逅出来たのかもしれません。その結果としての『Glory Days』という曲は、僕にとっての、僕らにとっての宝物のような存在になりました。
願わくばこの曲の流れる映画を見て劇場を出た後に、いや映画を見ていなくても街中でこの曲を聴いた全ての人の行く先に、輝ける未来があらんことを。
京田知己

Hardfloor

Hardfloor挿入曲「Acperience 7」

私たちはこれまでにも何度もインタビューでオーディエンスへ向けてのメッセージを求められてきましたが、私たちは自分たちの音楽についてのコメントは避けてきましたし深いメッセージを込めて作曲を行ってはきませんでした。
私たちは音楽自体がそれを語り、またリスナーが私たちの音楽から印象や物語、
映像や意味といったものを自由に感じ取ってくれることを期待しています。
「Acperience 7」を制作するにあたり、私たちはただHardfloorらしいトラックを
プロデュースすることに専念しました。映画に合わせようとHardfloorらしくない
トラックを制作するのではなく、Hardfloorらしくあることこそ京田総監督の求めてくれていたことだからです。

Hiroshi Watanabe

HIROSHI WATANABE挿入曲「Get it by your hands HI-EVO MIX」

今回の「Get it by your hands」は放送当時のエネルギーとは明らかに違い、
より一層人間味の溢れる愛や情感を曲に詰め込んでおります。
打ち合わせで皆さんが一堂に口を揃えて言っていましたように、僕自身もまた年齢を重ね、
この曲を今作り直すにあたり、自然と流れが出来あがって行きました。
でも、それでも進化ですから、オリジナルバージョンよりもビートは強烈にエネルギッシュですよ!

三瓶由布子

三瓶由布子レントン役

色んな意味で大変でした!どうして大変だったかは、ぜひ劇場でご確認下さい。
私も大好きなあの人たちとのあのシーン…演じることができて幸せでした。
会うたびに少し変化しているレントンに悩まされます。
彼の影を捕まえることは本当に苦労します。
でも、エウレカに恋している心だけはいつも変わりません。
楽しいことばかりじゃない彼の初恋は演じていてつらくなることもありますが、最後まで応援して下さい。

この映画が作られたのは、ひとえに皆さんの「エウレカ愛」のおかげです。
本当にありがとうございます。
私もまたエウレカに出会うことができて幸せです。会うたびに彼女に恋をしています。
世界中のレントンたちへ また一緒に恋をしましょう。

名塚佳織

名塚佳織 エウレカ役

ドキドキワクワクしながら臨んだ当日はあっという間に過ぎていきました。
楽しすぎて本当に早い一日に感じました。
ただ、レントン役の三瓶ちゃんは相当疲れていたご様子…(笑)
大変な立ち位置だったもんね!ありゃ疲れるよ!!
でも相変わらず、素晴らしかった!完成が本当に楽しみです!

長年愛し続けてくださって本当にありがとうございます。
またエウレカを演らせていただけること、大好きなチームで作品が作れること、
本当にうれしく思っております。
それもこれも応援し続けてくださった皆様のおかげです!
一人でも多くのお客様に楽しんでいただけるよう、懸命に取り組みますので、
どうぞ最後まで見守っていただけますと幸いです。

辻谷耕史

辻谷耕史デューイ役

TV放送から10年以上経っているのが信じられないですね。
10年以上の歳月を経て、改めて新作が映画化されるということは、
それだけファンの皆さんに愛されている作品なのだということで、
この作品に関われて本当に良かったと実感しています。
映画は3部作になるとのことなので、今後も皆さんご期待に添えるよう精進します!

森川智之

森川智之ホランド役

エウレカはとても人気のある作品であり、歴史ある作品であります。
そのことを重々承知の上で、ホランドを演じさせていただいております。
ファンの皆さんがとても楽しみにしている映画ですので、今までの作品も勉強しながらアフレコに臨みました。
また、スタッフの皆さんには温かく迎え入れてもらい、
とてもいい雰囲気の中、収録させてもらえたことに感謝しております。
ホランドという強烈な個性も、この作品の魅力の一つですが、
今回の3部作で、新たに彼の魅力を再発見できるのではないかと確信しております。
皆さんと共に、進化し発展を遂げようとする「エウレカセブン」を楽しんでいきたいと思います。

根谷美智子

根谷美智子タルホ役

スタッフ・キャストがそろうと、自然とエウレカの現場感が出るんだなぁと懐かしかったです。
そして、またエウレカの世界を体感出来るなんて、タルホの人生に関わることが出来るなんて、本当に嬉しいです。
懐かしいだけじゃなく、新しいエウレカをどういう風に受け取っていただけるのか楽しみです。
3部作なので、今後の展開も一緒に期待しましょう。

小杉十郎太

小杉十郎太チャールズ役

大好きなこの作品にまた出演できるという喜びからか、
アフレコ最中は無意識のうちにかなり興奮していたらしく、終わってみるとけっこういい汗かいていました。
外に出ると風が気持ちよかったです。
それにしてもエウレカセブン、やっぱり絶対心にしみますわ。
チャールズと僕はマブダチだと勝手に思っています。正直、ああいう男になりたいですよ。愛と信念、そして…
劇場でお会いしましょうね!是非、もう一枚ハンカチを持って!!

久川 綾

久川 綾レイ役

一日でレイとチャールズの出ているシーンを録りきりました(^o^)/
でも、終わったのが24時前で「あ~終わった!」って疲労感と達成感(笑)
スタジオで根谷ちゃんと体調管理の話で盛り上がり、
名塚ちゃんや三瓶ちゃんが当時まだ10代だったのに、今は二人ともすっかりお母さんになって…
ボンズの南さんや京田監督、若林さんは全然変わらないし…
もう懐かしいやら、不思議やら、色んな感情が入り混じった収録でした。
久しぶりにレイを演じられて幸せでした♡

古谷徹

古谷 徹アドロック役

アドロックの特攻と共に放心状態になってしまい、二日間ほど思考回路が正常に作動しませんでした。
完璧に役と一体になれた時にだけ現れる症状です。
それほど僕にとってはチャレンジングな役で、久しぶりにアフレコの数日前から心地よいプレッシャーを感じていました。
おかげで会心の演技ができて、また一つ伝説を作れたと自負しています。
自分の役所は、きっと皆さんが観たかった主人公たちのルーツの一部分だと思いますが、
絶望から希望へ必死で突っ走る中年男の悲哀と意地を感じて頂ければ幸いです。